『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。

「キタ(北)」の「タ」は、「ハル(春)」に相当します。
「キタ」の言葉を説明するにも、「縄文哲学」が必要です。


なぜならば、「キタ」の「タ」が、
ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの、概念のうちのひとつの「タ」であるからです。
国家建国の、わが、縄文建国の始まりに際して、
国祖のクニトコタチが、「トシノリ」を定められたことに始まります。
ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの説明なくしては、
「キタ」の「タ」の「縄文哲学」は説明困難なのです。
それほどに、国祖のクニトコタチの時代の哲学概念は高度です。
私が読み解いて以来、ずっと、『ホツマ辞典』にも記載して、
ずっとずっと使って来ている、座右の図を掲げます。

さてさて、もう一度、ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの関連のその「トシノリ」を、
考えてみたいものです。
ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの理解の基礎には、
勿論の事に「アワウタ(アワのウタ)」や、48音図表の理解が必要です。
さらなる上に、
ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの「トシノリ」の概念が有ります。
             ・
ひらがなや、カタカナで「アワウタ(アワのウタ)」を読んでいるのは、
入り口の段階のレベルです。もちろん、悪い事ではありません。

わたくしは、その上の望ましい姿を、主張しているだけです。
ホツマ文字と言いますか、ヲシテの文字で、読み書き出来て来ましたら、
発声の際のクチの形状にも、スキッとした統一感も出来て来て、
発音も格段に美しくなります。レベルのもう一段のUPですね。
アマテルカミもお使いであらせられたヲシテ文字、それを読みもできない書きもできないでは、

レベルUPには、お話にもならないと思います。

ここで、多くのこれまでの「いときょう」さんとか、鳥居礼君とか、
そういった、直訳の人達は全員落伍します。残念なことですが、私にはどうしようもありません。
教えを乞われたら、もちろんのこと、いつでも懇切にと親切にとサポートを致します。
それは、本当の「国学」樹立に向けて一緒に歩む同志としての位置だと認識しての事です。

 

        ∽  ∽   …   ∽  ∽

 

さて、「キタ」の語意の事、これも、かなりむつかしいので御座います。
『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」の出現と現代研究の進展で見えてきた、
ひとつの、仮説の段階です。でも、おもしろそう。かなりに。
さて、そのことは、
「キタ」の言葉の用例を分析してみて分かったのでした。

「北」の意味の用例、27例。

「来る」の意味の用例、23例。

「きたなき」「きたなく」「きたなし」「きたなき」「きたなし」「きたなし」の用例。

と、

「きたわせ(鍛わせ)」「きたひ」「きたえ」の用例。

この用例の中で「キタナシ(汚い)」の意味に使われている言葉が、

語源を考えるときの、
カナメになります。
「キタ」が「無い」から「キタナシ(汚い)」と言うわけです。
「タ」のハル(春)が来ないから絶望的で、それで、「キタナシ(汚い)」と言うわけ。
なんと、納得できる語源なのか!
と、私は感動をもって感激でした。

漢字の置き換えから、「汚い」のイメージで考えると、
「タ」のハル(春)との関係性なんて気が付きません。
どうしても、アマテルカミのご使用であらせられた、
ホツマ文字と言いますか、ヲシテの文字を、
今に実際に読み書き出来てこそ、本当の、わが国の「縄文哲学」が解かります。

「鍛える」のことばも、「タ」がハル(春)の意味だとすると、何とも納得できます。

               ・
歴史的に考えますと、
一音の語が、古いです。
二音や三音など、複韻重韻の語は、単音韻の言葉よりは後発性だと、そう睨んでおりました。
「キ」「ツ」「サ」「ネ」の方角の一音の言葉は古いです。
「キタ(北)」の言葉は、その後になってから発生したと考えられます。
つまり、2音韻の複合語だったと理解が及びます。
「キ(来る)」と「タ(春)」の複合語だったのです。
国語の発達・発展は、縄文時代の前期の中葉の頃に、
まとまった進展が起きたと思われます。48音韻の成立が有ったと思われます。
その後に、縄文時代の後期に、また、大きな進展が有ったように、私は捉えています。
それが、ヲシテ時代の中期に該当します。2音韻の複合語などの発生です。
水田稲作が国家経済の根幹にとなる時です。
でも、
その後、奈良時代でも平安時代でもそうでしたが、
一端危急の気候の変貌の異常気象に見舞われましたら、
ちょっと前までの、高度な集積的な農業がバラけちゃう事態も、
何回も、経て来ています。その際は、また、小家族の静かな暮らしの、
言うならば古来からの「縄文生活」に、しばらくは、なりをひそめて、気候の好転を祈念しているのが、
私たちの先祖の姿であったと思います。
すごい事で御座います。
縄文時代の前期からの考古学の発掘からの歴史が、
『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」に、ぴったりと、当て嵌(は)まります。
不思議なことです。やっぱり、『古事記』の原書は、
『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」であるとして考えると、
100%スキッと納得します。

さてさて、
「キタ(北)」の「タ」が、どうして?
ハル(春)と、関連するのか?
このことも、「縄文哲学」の概念に依拠して初めて、「おー!!」って、感動の納得が得られます。
なんでこんなにも、「縄文哲学」って、すばらしいのか!?!!!


わが国の本当の文明は、「縄文哲学」にありました。
「縄文哲学」に基礎をおいて、漢字以前の時代の文化・文明は形作られていたのが、
『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」の発見と現代研究でやっと解かってまいりました。

| 国語 | 09:38 | comments(6) | - |

07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
Profile
New entries
Archives
Categories
Recent comment
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの7回目。交感神経と副交感神経の事。
    山脇幹夫 (07/16)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。
    いけだ (07/15)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。
    ヨシダユキヒロ (07/15)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。
    いけだ (07/15)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。
    山脇幹夫 (07/14)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。
    いけだ (07/14)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。
    山脇幹夫 (07/14)
  • 『ホツマ ツタヱ』1アヤの5回目。「キタ」の意味のこと。
    いけだ (07/13)
  • 『ホツマ ツタヱ』1アヤの5回目。「キタ」の意味のこと。
    山脇幹夫 (07/13)
  • 『ホツマ ツタヱ』1アヤの5回目。「キタ」の意味のこと。
    いけだ (07/13)
Mobile
qrcode
Links
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM