<< 『ホツマツタヱ』1アヤの6回目。「キタ(北)」の言葉と、「タ(春)」との関係性の事。 | main | 『ホツマツタヱ』1アヤの8回目。東西中央南北の、真ん中の「ヲ」の重要性の事。どうして、「キツサネ」が「キツヲサネ」と言われて来るのか? >>

『ホツマツタヱ』1アヤの7回目。交感神経と副交感神経の事。

「キタ(北)」の「タ」は、「ハル(春)」に相当しまして、また、「キタ」の「タ」が、
ト・ホ・カ・ミ・ヱ・ヒ・タ・メの、概念のうちのひとつの「タ」であることも、
ご理解頂けたかと思います。


わが国の本当の文明って、「縄文哲学」は奥深くも深淵で高貴さが強く際立っています、ね。
すごいことです。
漢字に捉われたら、絶対に分からない感覚です。
これが、わが国の本当の真実「やまとことは」の高度さそのものです。

「来る」の動詞など、単音の動詞語幹のお話しに踏み込んでゆきたいと思います。
「ある」「いる」「うる」「える」「おる」
などと、動詞化言葉の「る」をくっ付けると、動詞として使えます。


現代でもこの機構は健在です。「事故る」「トラブる」など、新造語にも活用されます。
わが国語の適応力は、今にも活発な躍動をしています。
単音動詞語幹の事、動詞化言葉の「る」をくっ付けると、
くっ付け前の単音韻の意味が能動的に表れます。
それが、
「ある」「いる」「うる」「える」「おる」
「かる」「きる」「くる」「ける」「こる」etc.
となってゆきます。
ア行には、派生の意味合いの起きるのも少ないです。子音のイメージが、存在を表現する「タネ」であるからです。
分岐する概念が少ないのですね。
「ある」「いる」「うる」「える」「おる」の違いの事、
何かしら感じるところがあると思います。
子音のイメージが「タネ」で同一ですから、母音の違いによる差が、
「ある」「いる」「うる」「える」「おる」に現われて来ます。
初めに起きた言葉を「第一語意(仮名)」とも申せましょうか?
「第一語意(仮名)」に次ぐ、「第二語意(仮名)」や「第三語意(仮名)」などの語意に分化もします。
「いる」には、「居る」も「要る」も「射る」も「炒る」も「鋳る」も生じて来ます。
「うる」には、「得る」も、「売る」も生じて来ます。
「おる」には、「居る」も「折る」も「織る」もあります。


カ行には、
「かる」(刈る、狩る、借る、駆る)などとも、「第一語意(仮名)」に次ぐ、「第二語意(仮名)」や、
「第三語意(仮名)」などの語意も分化します。
48音それぞれ面白いので、みなさま、一度お考え下さい。
これが、縄文時代の初め頃の感覚です。
わが国の初期の文明開化です。クニトコタチさまの、わが国の建国の当初の時代です。

               ・

さてさて、
「キタ(北)」の「タ」が、どうして?
ハル(春)と、関連するのか?
前回までの解説でお解り頂けたと思います。もう、二音韻語の発生の時代です。

クニトコタチさまの時代からは、少し後世にくだります。
さて、今回は、
『ホツマツタヱ』の1アヤの11ページの文章の吟味に付いて、
もう少し踏み込んで考えたいと思います。
「 アサキ オ(を)うけて
ナガイキの ミヤのうしろオ(を)
キタとイフ ヨルはねるゆゑ
キタはネそ」
原文をご覧ください。

ひらかな・カタカナにしただけで、意味合いの削除が多くされてしまいます。
怖い事で御座います。その怖い事が、ホツマ文字と言いますか、ヲシテの文字が読めないでは、
少しも感じられないと言う、さらなる、怖さの事。
GHQがやって来て、床の間の床柱(とこばしら)にペンキを塗りたくられても、
何にも感じない恐怖に同じです。直訳偽書の怖ろしさ、「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」の恐怖です。
こわいですね。
「ある」「いる」「うる」「える」「おる」や、
「かる」「きる」「くる」「ける」「こる」だって、
ホツマ文字と言いますか、ヲシテの文字で考えると、スキッと語意が解かってまいります。

本物だからですね。
               ・
さて、
そうして、ミヤの大宇宙からの恵みをいっぱいに受ける、南向きの、
その後ろ側、それを「キタ」と言うわけです。
「ハル(春)」が萌(きざ)すから「キタ」と言うわけです。
日の巡りがあって、気温の巡りはひと月ぐらいの遅れが有るのを、
「トシノリ」に込めてクニトコタチさんはお教えになられていたのです。
興りが有って、展開が有る。
兆しが有って、開花が起きる。
ミナミの長生きを得るには、後ろ側に、根っこが有るのです。
それが「ネ」です。日中の活き活きとした、はたらきの活動をする為には、
夜にゆっくりと休む必要があります。
人体でもそうです。
交換神経と副交感神経の、織(お)り合わせです。
日中の活発の時期の交感神経。
夜中の休息時期の副交感神経。
ふたつの撚(よ)り合わせ織り合わせが、人体の絶妙なバランスを取っています。
ひとひ、の、一日でもそうです。
日中の、活動の時。
夜中に休む時。
このバランスが必要です。
夜中にゆっくり休むことで、「ネ(根)」を「ネル(練る)」事が出来ます。
充分に休んで、チカラを付ける。
それが、「ネ(根)」を「ネル(練る)」の役目です。今に言う、副交感神経のはたらきです。
季節のことに勘案して言うと、
冬至からが、「ネ(根)」を「ネル(練る)」本格の時期に成ります。
それで、「キタワス(鍛える)」の意味がここに有りました。
「タ」の「ハル(春)」の息吹きをこの時期に込めてゆくから、
硬いクロカネ(鉄)の鋳物の鉄だって、ハカネ(刃金)になります。

煉り鍛えるからです。それで、つよくて強靭にして柔軟さを持ち得ます。
硬いだけじゃダメなんですね。もろいのです。ポロって、折れて砕けちゃいます。

いかに、「タ」の「ハル(春)」のモエの息吹きを込めるか。

込め得るのか? これが、「ネ」の「キタ」の意義です。
どうでしょうか?
「ヨルはネルゆゑ キタはネそ」
の深い意味合いのこと、感動して貰えましたでしょうか?

ヒトも、夜も寝ないで頑張り続けていたら、いつか? ボキッて折れてしまいます。

何処か脆弱な所が病を得てしまいます。ゆっくり休んで下さいね。
「ネル」の言葉でも、「寝る」も「練る」も「煉る」も、複雑に意味込めが為されていました。
だから「キタ」は「ネ」だったのです。
「ネ」は、「キタ(北・ネ)」でもあり、「寝る」でもあったのです。
原字のヲシテ文字で読んでみると、
「おー!!」って、感動の納得が得られます。
なんでこんなにも、「縄文哲学」って、すばらしいのか!?!!!

       ・      ・      ・      ・      ・
わが国の本当の文明は、ヲシテ文献で解明された如く「縄文哲学」にありました。

直訳は「縄文哲学」を覆い隠すだけです。
「縄文哲学」に基礎をおいて、漢字以前の時代の文化・文明は形作られていたのが、
『ホツマツタヱ』など「ヲシテ文献」の発見と現代研究でやっと解かったので御座います。

本邦初の、1300年ぶりよりも、もっとの、

ゆうゆうに、2000年以上の、本邦初の新解明の出来事であります。

バッカみたいな、「直訳偽書の秀真伝(しゅうしんでん)」では、とても、ムリなことで御座います。

この新事実に、辿り着けるには、です。

| - | 11:37 | comments(2) | - |
Comment
つよくて硬いのが、しっかりしていると、
ダンスだって、その初級から中級の人は、そう思うわけです。
がちっとしてこそ解かりやすいって。
でも、それじゃ、ピノキオのダンスですね。ガチガチのゴキゴキのダンス。ちょっとも楽しくもない。ピノキオ的の棒ダンスです。
やっぱり、ゴキゴキ・ゴキゴキしてて、しなやかな柔軟性が無いから、棒ダンスでしかないです。雰囲気を作り思うのは、柔軟性です。これが、とっても大事だったのでした。
ガチガチに凝り固まっていたら、優雅なダンスなんて出来やしません。ゴチゴチの「体操ダンス」です。これは、リズムを、コッチコッチと、刻む程度です。
メロディーの音楽性が無くては、つまらないです。
筋肉の事でもそうなのです。しなやかにしての強靭が、即応力の応答も早くて良い筋肉です。しなやかの強靭性を得ればこそ、メロディーをかなでるダンスに成ります。
それで、見る人にも感動を覚えて貰えます。
馬力が有るだけが、良いわけではありません。
「きたわせ」の意味は、柔軟にしての即応力の筋力をつけてゆく事。筋肉の方だけではなくて、即応力の応答性は、神経のはたらきの速さに大きく以拠をしています。
図体が大きいだけでは、較べようもありません。
かつて、
背のとても低いプロのダンスの先生と踊った際に、ビンビンと、ビックリする背筋の共有感の同一性を感じました事が有りました。
きわめて、奇特な事でした。
筋肉の事でもそうです、感覚のことは、微妙です。
ヲシテも、とっても微妙です。
しっかりと読み書き暗唱が、暗記もできて、
そう言った雰囲気のレベルにと、
来て下さいますですね。
時間はかかりますが、
インチキの道筋とは違って、こちらは、本物です。なにしろ、漢字はほとんど放擲物です。
三年ぶりに、ハガキを下さいましたお方もおられました。
さっき、返事を書いたところです。あす、投函の予定です。
2019/07/16 3:19 PM, from いけだ
「ヨルハネルユヱ キタハネゾ」の意味にも、「縄文哲学」が詰まっていますね。
言葉には、哲学が含まれていますが、「縄文哲学」で感動するところは、やはり優しさですね。
「夜はちゃんと寝ましょう、そして英気を養いましょう」というクニトコタチさんからのメッセージでもあると思いますが、優しいだけではなくて、それが一番働ける元になる、言わば合理的な事でもありますね。
「ヲシテ」で考えると、その優しさと合理性が伝わってきますね!
詳しいご説明をありがとうございます。
2019/07/16 3:24 PM, from いけだ
「ヨルハネルユヱ キタハネゾ」の意味にも、「縄文哲学」が詰まっていますね。
言葉には、哲学が含まれていますが、「縄文哲学」で感動するところは、やはり優しさですね。
「夜はちゃんと寝ましょう、そして英気を養いましょう」というクニトコタチさんからのメッセージでもあると思いますが、優しいだけではなくて、それが一番働ける元になる、言わば合理的な事でもありますね。
「ヲシテ」で考えると、その優しさと合理性が伝わってきますね!
詳しいご説明をありがとうございます。
2019/07/16 9:11 AM, from 山脇幹夫










08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
Profile
New entries
Archives
Categories
Recent comment
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの10回目。ヒルコヒメのラブレターのおウタ。
    山脇幹夫 (08/23)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの10回目。ヒルコヒメのラブレターのおウタ。
    いけだ (08/22)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの10回目。ヒルコヒメのラブレターのおウタ。
    高橋 (08/22)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの10回目。ヒルコヒメのラブレターのおウタ。
    いけだ (08/21)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの10回目。ヒルコヒメのラブレターのおウタ。
    山脇幹夫 (08/21)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの9回目。「しかるのち」の間に起きたこと。 我が国の文明の、現代からの、大発展の再出発は、一番の重要ポイントは、1300年間も騙されてきていた『古事記』からの卒業です。要するに、インチキの漢字幻惑の騙されに卒業です。よくも、あんなに
    いけだ (08/05)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの9回目。「しかるのち」の間に起きたこと。 我が国の文明の、現代からの、大発展の再出発は、一番の重要ポイントは、1300年間も騙されてきていた『古事記』からの卒業です。要するに、インチキの漢字幻惑の騙されに卒業です。よくも、あんなに
    山脇幹夫 (08/04)
  • 『ホツマツタヱ』1アヤの9回目。「しかるのち」の間に起きたこと。 我が国の文明の、現代からの、大発展の再出発は、一番の重要ポイントは、1300年間も騙されてきていた『古事記』からの卒業です。要するに、インチキの漢字幻惑の騙されに卒業です。よくも、あんなに
    いけだ (08/03)
  • 京都ヲシテ講習会の会場が変更になります。8月17日より。
    いけだ (07/31)
  • 京都ヲシテ講習会の会場が変更になります。8月17日より。
    山脇幹夫 (07/30)
Mobile
qrcode
Links
Others
無料ブログ作成サービス JUGEM